埼玉県小川町~秩父市への旅 13 [埼玉の旅2017]
旅の初めに訪れた小川町へ向かいました。この町にある晴雲酒造は、1902年に創業されました。建物一階が仕込み蔵になっていて、その2階は酒蔵資料館がありました。木の階段を上っていくと、酒造りの古い道具が並んでいました。
ここに併設する「玉井屋」で昼食をとりました。ずっと使われてきた家の部屋を食事処にしてあるので、床の間や欄間など綺麗に保存されていて、どこかのお宅に招かれたように思えました。通された座敷のテーブルにつくと、まず「玉の井戸」から湧き出る酒造りの仕込水が出されました。まろやかな味でした。「花御膳」という定食をお願いしました。前菜はバイキングのような形で色々な味に調理された地元の野菜を自分で取ることができました。玉井屋特製の飛竜頭は熱々で、地元でとれた白米とろろ添えに良く合いました。味噌汁にはこの酒蔵で作られた晴雲粕が使われていました。一品一品が丁寧に作られ、やさしい味でした。またぜひ立ち寄りたいと思いました。
投稿者:ゆんたく
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