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横浜 老舗洋食店「センターグリル」 [横浜散策]

以前、横浜の「ホテルニューグランド」で食事をしたことがあります。ここは憧れの場所でした。高価な料理だけではなく、このホテルからドリアやスパゲティ・ナポリタンが誕生したことを知りました。

横浜には、このホテルの厨房で学んだコックさん達が後に開いた洋食店があります。その中の一つが「センターグリル」です。ここの初代オーナーシェフ石橋豊吉さんは、ニューグランドのシェフだったサリー・ワイルさんの弟子だったそうです。
店を探すときに、店の名前やお奨めメニューが気になりますが、一つの味が生まれるまでの興味深い歴史を読んでいくと、また違うひと味に出合えると思いました。

「センターグリル」は、「キムラ」のすぐ近くにありました。店の扉を開け、2階への階段を上っていくと、椅子とテーブル席があり、部屋の雰囲気は昔懐かしい和風の部屋になっていました。昼食を食べに来た、多くの常連の方に混じって、私もお奨めのランチメニューの中から浜ランチを選びました。
料理が運ばれてくる間、メニューの一覧を見ていました。どの料理の価格も安く、どれも食べてみたくなるものばかりでした。運ばれてきた浜ランチには、オムライス、チキンカツ、サラダが、懐かしいステンレスの皿に載せられていました。子供の頃、初めて食べたオムライスに感動し、店のメニューにこれがあると、何はともあれ、オムライスを選んでしまうことがよくあります。
この一皿でこの店の味を楽しむことができました。価格も安く、自宅近くにあったのならば、毎日でも来たいと思いました。

センターグリルのホームページに、
「当店は創業昭和21年、戦後間もなく野毛・柳通りにオープンいたしました。『安くて栄養のある美味しいものを、沢山の人に気軽に食べてもらおう』をモットーに現在まで変わらぬ味を提供し続けています。」
と、ありました。
また、この店を訪ねようと思います。次回はスパゲティの入ったスパランチを注文してみたいです。 食べたいものが沢山あって、迷います。

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投稿者:ゆんたく


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横浜 野毛の和菓子店「もみぢ」 [横浜散策]

桜木町駅から歩いて行くことができる野毛町(横浜市中区)は、野毛仲通り、野毛大通り、野毛本通りに分かれ、どの通りにも懐かしい景色がある所です。

映画のワンシーンに出てきそうな通りや店を見ながら歩いていると、風情のある和菓子店がありました。
「もみぢ」という、その店の看板菓子は、「大銅鑼焼」(大どら焼き)。
菓子を買いに来た常連の女性の横で、ガラスケースの中の様々な菓子を見ていました。沢山の菓子があって迷っていたら、その方が「白餡と小豆餡の2種類の大きなどら焼きが、この店のおすすめよ。この店の奥で餡も手作りしているから美味しいわよ」と、教えてくれました。

浮輪の柄が描かれた袋に入った大銅鑼焼を2種類ときんつばを買いました。どら焼きの餡は、程良い甘さでとても美味しかったです。さらに嬉しかったのは、そのどら焼きの皮でした。きめ細かく、しっとりとしていて、上等なカステラを食べているようでした。
きんつばもつやつやした小豆で、あずきそのものの味がしました。粒餡の好きな私にとって、小豆の一粒一粒の食感と甘みには何とも言えない幸せを感じます。
また、野毛に来たら「もみぢ」の菓子を順番に味わっていこうと思いました。

もみぢの大銅鑼焼
浮輪の図柄と大銅鑼焼

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横浜 老舗洋食店「キムラ」 [横浜散策]

横浜には古くからやっている洋食店があることを「横浜のディープなエリアで味わう!おすすめ老舗洋食屋7選」で知りました。
この記事を読んでいたら、一軒ずつ行ってみたくなりました。

京浜急行線日ノ出町駅を出て、川沿いの福富町西通りを歩き、都橋を渡ったところに洋食店「キムラ(野毛店)」があります。この店舗は、1994年(平成6年)に新装されたものだそうです。
店内に入り、この店の看板メニューの中からハンバーグセットを注文しました。食事ができるのを待つ間、厚手のおしぼりの入ったビニル袋や紙ナプキンに印刷された絵柄が目にとまりました。
次々運ばれてくる皿にもこの絵柄が印刷されていました。葉の形、花びらのような模様、両足のように見える形・・・一番初めに思いついたのが「河童」でした。でもなぜ洋食店に河童なのだろうと、不思議に思いました。
熱々のハンバーグを持ってきてくれた店員さんに伺うと、「この店の初代が、芥川龍之介の小説の河童が好きだったので、そこから考えたそうです。」と、教えてくれました。ホタテ貝の形をした鉄板にハンバーグと卵黄が見えました。デミグラスソースも手間をかけ、ていねいに作られたものでした。パンもサラダも美味しく、この店を訪ねて良かったと思いました。
帰り際、レジの横に並べられていた本と河童の絵柄が印刷されたコースターを買いました。洋食キムラ50周年に出版された本「野毛の河童」には、この店の歴史やエピソードが詳しく書かれていました。店の味を守り、さらに発展させてきた店主の気持ちが、とてもよくわかりました。

戦時中、戦後の大変な時期を乗り越えて、ていねいに守られてきた味の歴史を知ると、なお一層この店の料理のひとつひとつが愛おしくなりました。
今年は、大変な時代を生き抜いてきた横浜の老舗洋食店の味に出合う機会を持とうと考えています。

横浜 老舗洋食店「キムラ」
50周年に出版された「野毛の河童」とコースター

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牛革の作品「虹と猫の長財布」 [牛革]

牛革の作品「虹と猫の長財布」

在庫切れになっていた「虹と猫の長財布」を牛革で作りました。
これまでゴート(山羊の革)を使って作品を作ってきましたが、ここ1、2年の間、質の良いゴートが手に入りにくくなりました。このため、在庫商品の表革を牛革に変え制作しています。
牛革で製作した、虹と猫の長財布の販売を開始しました。今まで使っていたゴート(山羊の革)のような独特のシボがないので、全体がつるっとした感じになりました。牛革に合わせて、下地の茶色も変えました。

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金沢の菓子 [北陸の旅2018]

金沢には気になる和菓子や洋菓子が沢山ありました。その中のいくつかは金沢の町で買い、宿泊した宿でゆっくり頂きました。

金沢では味見できなかったのですが、本で見た「紙ふうせん」という菓子がずっと気になっていました。昨日、偶然に横浜の百貨店でその菓子が並べられているのを見ました。しかも冬限定の味と書かれていました。やはりこの菓子とは縁があるのだと、勝手に思い込み、買ってきました。

「菓匠 高木屋」の「紙ふうせん」
「菓匠 高木屋」の「紙ふうせん」

「菓匠 高木屋」という店の「紙ふうせん」。箱を開けるとまん丸の小さな最中が9個並んでいました。最中をそっと切り開いてみると、その中には小さな砂糖菓子のような和風ゼリーが入っていました。サクサク、シャリシャリという食感で何とも言えないほのかな甘さの菓子でした。小さな手間をかけた逸品です。

中には小さな砂糖菓子のような和風ゼリー(錦玉)が入っていました
中には小さな砂糖菓子のような
和風ゼリー(錦玉)が入っていました

箱の中には5色の折り紙が菓子のしおりとして、綺麗に並べてありました。紙には紙風船の折り方が書かれていました。 小さな菓子ですが、「ゆったりした時」も包み込まれているようで、誰かに教えてあげたくなりました。

5色の折り紙で紙風船を折りました
5色の折り紙で紙風船を折りました

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九谷焼 [北陸の旅2018]

せっかく金沢に行くのだから九谷焼も見たくなり、行く前に調べました。九谷焼7選という観光案内のページが目にとまり、いくつかの店を見て回りました。
高価なものは買えませんが、普段使い出来そうな焼き物を旅の記念に買うことにしました。伝統的な色使い、手描きで描かれたもの、精巧なプリントに色づけされたもの・・どの店でも伺うと九谷焼の話やその工程を教えて下さいました。
今回は3カ所で購入しました。豆皿に描かれた葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」。黄色と緑色の独特な色で、「おもと」という植物の柄が描かれたマグカップと急須、手描きで丹念に描かれた魚網模様の湯飲み。それぞれの店で見つけたお気に入りの九谷焼を手に入れることができました。
毎日の食卓で金沢を思い出しながら、楽しんで使っています。

「神奈川沖浪裏」が描かれた豆皿と「おもと」が描かれた豆皿
「神奈川沖浪裏」が描かれた豆皿と「おもと」が描かれた豆皿

九谷焼
今回購入した九谷焼

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兼六園 [北陸の旅2018]

冬になるとニュース番組などで兼六園の雪吊りの景色を見ることがあります。雪に備え、縄で綺麗に準備された木々達が美しく見えました。有名な灯籠は、もっと大きなものとばかり思っていましたが、以外に小さいものでした。
台湾から来たという学生に写真撮影を頼まれて、雪釣りの木々を背景に写真を撮りました。一人旅のようでしたが、金沢市内はバスの路線もわかりやすく、説明をして下さるボランティアも沢山いるので、初めて訪れた旅行者にはとても良い町だと思いました。 特別な公園だけでなく、ここに暮らす家々の庭木も同じように雪に備えた準備がされていました。歴史のある町の雪景色も見に来たいです。

兼六園の雪吊り
兼六園の雪吊り

兼六園/徽軫灯籠(ことじとうろう)と雪吊り
徽軫灯籠(ことじとうろう)と雪吊り

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金沢城公園 石垣散策 2 [北陸の旅2018]

橋を渡って金沢城公園へ入る石川門は、2種類の石垣で造られていました。 右側が「切石積み」、左側が「粗加工石積み」になっていて、同じ場所で石積みの違いを見ることが出来ます。

金沢城/石川門/石垣:切石積み
右側「切石積み」

金沢城/石川門/石垣:粗加工石積み
左側「粗加工石積み」

城内の石垣を見て回るルートが約1.5km、城内と城外を結ぶ道沿いにも石垣が見られ、城外のルートに出ると、さらに2.5kmの散策コースで工夫を凝らした石垣に出合うことができます。
今回は城内だけを回りましたが、とても興味深いものでした。次回来ることが出来たら、1日かけてじっくり先人達の知恵と工夫を見て回りたいと思いました。

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金沢城公園 石垣散策 1 [北陸の旅2018]

知人に城好きの人がいます。歴史だけでなく、城の造りや周りの堀など話し始めると,まるでその時代に生きていたような感じがしてとても楽しくなります。今まで私は、新たに復元した城やその中に展示物が置かれている城にはあまり興味がありませんでした。でも視点を変えることで新たな見方ができるのだと思いました。

金沢城は、城の入り口へと続く橋から工夫を凝らした美しい石垣が見えました。「石垣の博物館」と書かれたパンフレットの通り、石垣巡りを主として行くと楽しい所です。 自然石積み、粗加工石積み、切石石積みなどの積み方があることを初めて知りました。色々な時代に造られた石垣にはそれぞれ特徴がありました。パンフレットの説明には次のように記されていました。

金沢城 石垣:自然石積み
自然石積み
自然の石や粗割りしただけの石を用いて積む技法。
古い時代の石垣に見ることができる。

金沢城 石垣:粗加工石積み
粗加工石積み
形の整った粗加工石を用いて積む技法。
郭の外周などに見ることができる。

金沢城 石垣:切石石積み
切石石積み
割石をさらに加工した切石を用いて、隙間なく積む技法。
出入口など重要な部分の石垣に見ることができる。

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金沢の美味しいもの [北陸の旅2018]

昨年12月24日から26日まで金沢に行きました。北陸新幹線に乗りたいという思いと、まだ訪れたことのない土地へ行ってみたいという思いで、この場所を選びました。
東京駅から2時間半で金沢に行くことができます。朝8時12分に「かがやき521」に乗車し、10時47分には金沢の駅に到着します。遠かった北の町がとても近くなり、それだけでとても嬉しくなりました。

金沢駅 鼓門(つづみもん)
JR金沢駅 鼓門(つづみもん)

毎年お正月の料理のいくつかは手作りしていますが、今年は金沢で見つけた美味しい食材で、お正月を迎えています。のどぐろの蒲鉾、ホタルイカのいしり漬け、かぶら寿し、へしこ、寒ブリの昆布巻き・・・
金沢の保存食は、どれもていねいに作られていて美味しく、日本酒がどんどんすすみます。

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