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迎賓館赤坂離宮 3「花鳥の間」 [東京散歩]

彩鸞の間を出て、次に入った部屋が「花鳥の間」と呼ばれている部屋でした。格子形に組んで仕上げた格天井や部屋の壁に飾ってあるものが、すべて花や鳥を題材にしていることから、この部屋の名前がついたそうです。

格天井にはフランス人画家が描いた花や鳥、動物などが美しい色彩で描かれていました。一枚一枚見ていると首が疲れてくるのですが、自然の中にいるようで、時間が経つのを忘れてしまいました。欄間にはコブラン織りのような織物が使われていました。落ち着いた濃淡の色でまとめられた織物は、とても写実的で、初めは絵が描かれているのかと思いました。ボランティアで解説をされている方に伺うと「織物で出来ています。」と教えられ、また改めて欄間を見上げました。細かな描写と色遣いの見事なものでした。

部屋の周囲の腰壁には木曽産のシオジ材という木が使われているそうです。初めて聞く木の名前でしたが、とても美しい茶褐色と木目でした。その壁の上に飾られた楕円形の額がありました。長径50センチ、短径38.6センチの大きな七宝で作られた額でした。鳥と植物の構図、形、色、どの額も気品があり、強く心に残りました。

内部は撮影禁止です。写真は、内閣府のホームページをご覧下さい。
迎賓館赤坂離宮「花鳥の間」
迎賓館赤坂離宮「花鳥の間(七宝額「矮鶏」)」

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投稿者:ゆんたく


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