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迎賓館赤坂離宮 2「彩鸞の間」 [東京散歩]

東玄関から建物の中に入りました。高い天井、それに合わせて作られた建具には、美しい装飾が施されていました。廊下の天井に取り付けられた照明器具、扉に付けられた金具、窓枠や金具など緻密な細工に目を見張りました。しばらく廊下を歩いて行くと、「彩鸞の間」と書かれた部屋がありました。この部屋は表敬訪問のために訪れた来客が、最初に案内される控えの間として使われたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約や協定の調印式、国・公賓のテレビ・インタビューなどにも使われるそうです。1986年と1993年に行われた主要先進国首脳会議の会議場(東京サミット)にもなっていました。
部屋に入っていくと、白と金色がまず目に入ってきました。真っ白な石膏の上に金箔を張った繊細なレリーフで壁面が作られていました。大きな鏡が沢山壁に張られ、部屋がとても広く、大きく見えました。東西の大鏡の部上と、大理石で出来たマントルピース(フランス産のねずみ色)の両脇に、「鸞」と呼ばれる霊長が、翼を拡げている姿がありました。
金色に輝くような部屋でしたが、私にはマントルピースの前に置かれた衝立の絵が印象に残りました。後で調べてみると、一枚は尾形光琳のキリシマツツジの絵の模写、もう一枚は酒田抱一の桜・山鳥の絵の模写が張られていると書かれていました。煌びやかな装飾の中で凜とした輝きがありました。

内部は撮影禁止です。写真は、内閣府のホームページをご覧下さい。
迎賓館赤坂離宮「彩鸞の間」
迎賓館赤坂離宮「彩鸞の間(暖炉)」

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投稿者:ゆんたく


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