茅ヶ崎市美術館 「北斎漫画展」1 [展覧会2016]
「北斎漫画」と書かれた、芸艸堂出版の本が実家の本棚にありました。詳しい人物の動きや動植物のスケッチが描かれた本です。何度も見返し、その緻密さや滑稽な表情に心を癒やされました。
江戸時代後期の画家、葛飾北斎の描いた北斎漫画全15編には、人物、風俗、動植物、建築物、風景、歴史、妖怪など、ありとあらゆるものを緻密な描写で描かれています。その総数は三千数百に及ぶそうです。
その原画見ることが出来ることを知り、茅ヶ崎市美術館「北斎漫画展」に行くことにしました。
額に納められた絵は、考えていたよりも小さいものでした。その小さな画面の中に実に繊細な線で、綿密な絵が描かれていて、一体何をどう使うと、こういう表現ができるのだろうと、ただただ感心するばかりでした。
投稿者:ゆんたく
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