茅ヶ崎市美術館 [神奈川散歩]
茅ヶ崎駅南口から高砂通りを歩いて行くと、美しくりっぱな松林が見えてきました。美術館の門を入ると、手入れの行き届いた庭園が広がり、曲がりくねった小道の先に美術館の建物が見えてきました。
この場所はかつて明治時代の新劇俳優川上音二郎と貞奴夫妻の居宅があり、その後、実業家の原安二郎の別荘として使われていたそうです。平成10年4月に「高砂緑地」としてこの景観が残され、その中に茅ヶ崎市美術館が出来ました。
子どもの頃、叔母に連れられ東海岸という住所のある場所を思い出しました。広い庭のある大きな家々の景色に驚いたところでした。古き良き時代を思い起こさせてくれる場所や建物が、丁寧に残され、守られているのを見ると、心がほっとします。
投稿者:ゆんたく
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