東京日本橋、榛原の祝儀袋

久しぶりに東京日本橋へ行きました。この町には私の好きな店が沢山あって、一日中楽しめます。西川、高島屋、八木長、神茂、千疋屋、不室屋、榛原、丸善・・・など、商品だけでなく趣のある店の構えも素敵な店があります。
東京日本橋［榛原］
創業は1806年（文化3年）。何と200年にわたり、和紙や和紙関連の商品を扱っている店です。今は新たに建設されているビルの工事中で、榛原は向かいのビル2階の仮店舗で営業をしています。榛原特製の便せんは書き心地が良く、万年筆のペン先がスルスルと滑るように動き、長い文章を書こうという気にさせてくれる紙質です。蛇腹の便せんも初めて見たときは、何とすごいアイデアかと感動しました。価格も手ごろで、私はちょっとしたお礼に使っています。今回は、知人のお子さんの結婚式があり、お祝いを包む祝儀袋を探しに来ました。多種多様の祝儀袋を集めた商品棚は、美しい和紙と水引に飾られ、あたかも芸術作品のようでした。金額に見合った袋を買わなくてはならないのですが、高い技術で作られた袋は、それだけを飾っておきたいような見事な出来ばえでした。その中で金銀の水引がハートのようになっている祝儀袋がありました。多額のお祝い金を包めるわけではないので、形が綺麗な水引が気になり、これを購入することにしました。簡素な中に気品があると思います。

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投稿者：ゆんたく