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平塚市美術館「はじめての美術 絵本原画の世界2013」4 [絵本の話]

「ぐりとぐら」の絵本に出会ったのは、仕事場だった小学校の図書館でした。姉である中川李枝子さんの文に挿絵を描いたのが、妹の山脇(大村)百合子さんでした。優しい線と色づかい、子どもが引き込まれていく話の流れと驚きの結末。とても気になった絵本でした。その後も沢山の絵本を出版され、挿絵も最初の頃から比べるととても、緻密になったように思います。美術館で見た原画は、その変化がよくわかり、繊細な線と色づかいを間近で見ることが出来ました。

我が家の本棚にも小さな本が数冊並んでいます。小さな子どもの手にすっぽり収まりそうな本です。「ぐりとぐらの1・2・3」「ぐりとぐらのあいうえお」「なぞなぞえほん」1~3のまきは、何度読んでも楽しめます。電車やバスで泣いている子を見ると、「この本をお母さん、バックに入れておいてね。」と思います。

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投稿者:ゆんたく


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平塚市美術館「はじめての美術 絵本原画の世界2013」3 [絵本の話]

子どもの頃から色々なところで目にしてきた「おおきなかぶ」の原画も創造していたものより大きな絵でした。話の順に絵が並べられ、かつて読んだ話がすっと頭に浮かびました。みごとな大きさのかぶに対して、最後に出てくる猫やねずみの大きさや生き生きした感じが心に残りました。

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平塚市美術館「はじめての美術 絵本原画の世界2013」2 [絵本の話]

堀文子さんの大きな絵「ビップとちょうちょう」がまず初めに飛び込んできました。絵本の原画は、小さなものとばかり思っていたので、この大きさに驚きました。質感、色づかい、筆づかいがとてもよくわかり、絵本の挿絵ではなく、一枚の芸術作品だと思いました。「子どもだから」というような甘い感覚ではないことがよくわかりました。
堀さんがインタビューの中で、「子どもにとって、絵本の絵はこの世で知る最初だから、最も良いものを見せなくてはいけないと考えておりました。俗悪なものを子どもに与えてはいけないと思っておりました。」と話された記事が、この展覧会の図録に書かれていました。
優しい画風と温かみのある色彩は、強く心に残りました。

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平塚市美術館「はじめての美術 絵本原画の世界2013」1 [絵本の話]

1956年に福音館書店から子どもたちのために創刊された本がありました。月刊絵本「こどものとも」です。私も幼稚園児だった頃、母が購入していてくれた覚えがあります。薄い本だったのですが、毎月来るのを楽しみにしていたことを思い出しました。
この絵本は、子どもたちにより質の高い絵本を届けようという理念のもとに、それまで子どものための絵の本を描いたことのなかった画家も含めた、多分野の作家を数多く起用して発行されたそうです。

以前この平塚市美術館で「水彩画 みずゑの魅力」を見たときに、夏の展覧会のお知らせで「はじめての美術 絵本原画の世界2013」を知り、ぜひもう一度この場所へ来たいと考えていました。8月初めに行きました。今回は、平塚の駅からバスを使わずに、ゆっくり歩いて美術館に向かいました。海からの風でしょうか。とても爽やかな心地よい風が吹いていました。美術館の周りにも大きな木が植えられていて、涼しい日陰を作ってくれます。
館内は、土曜日の昼頃のためか、とても空いていました。この展覧会では、26人の作家に描かれた333枚の絵が展示されていました。一枚一枚丁寧に描かれた絵をじっくり観ることができました。この中から、とくに印象に残った方をご紹介していきます。

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