モルディブの友だち 3 [モルディブ]
三崎、城ヶ島、城ヶ崎、沼津・・・日本に来たハッサンが必ず行きたいと言っていた場所です。ハッサンは若い頃、船の仕事で長い間航海し、途中で日本のドックに立ち寄ったことがあったので、思い出の場所をもう一度訪ねたいと希望していました。何とか日本にいる間に、その希望を叶えてあげたいと思いました。スケジュールを立て、順番にその場所を訪ねました
モルディブ共和国の首都マレは、周囲5.5kmの小さな島です。そんな小さな島で育った人が、長い時間バスや電車に乗ったりする体験は、大変だったと思います。駅で電車を待つ人が、きちんと並んでいること、電車がもの凄いスピードですれ違うこと、単線の電車に乗ると何分も駅で停車すること、沢山の驚きを語ってくれました。
我が家でも色々な発見がありました。ぬか漬けに使うぬか床の手入れ、水の排水や配管、光熱費がどのくらいかかるのか、使われた水は、どうやって処理されているのか、自分の国と日本の違いをしっかり見つめて、多くの質問をされました。ハッサンがここで過ごしてくれた10日間は、日本に生まれ育って、当たり前だと思っていた自分の日常をもう一度改めて考える日々を与えてくれました。
varah bodah shukuriyya! (バラ ボダ シュクリヤ)モルディブの言語ディベヒ語でどうもありがとうという意味です。
投稿者:ゆんたく
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