八重山の旅2 「偶然の出会い」 [八重山]
石垣島空港前には、順序よく沢山のタクシーが並んでいました。先頭にいたタクシーの運転手さんにトランクを開けてもらい、大きなリュックとカメラや三脚などの重い荷物を入れました。クーラーの効いた車内に入って、ほっと一息。強力な日差しの中、離島行きの港近くにある宿を目指して走り出しました。
しばらく走っている間に汗も引き、ふと運転手さんの名字を見ると、東京の八重山郷友連合会で出会った人の名字と同じでした。何気なくその話をしていたら、何とこの運転手さんは、その方の弟でした。次々と互いの知っている名前が出てきて、とても驚きました。
多くのタクシーがある中で、たった一台。ほんの僅かな時間差で、決して出会うことのないことが多い中で、こんな偶然もあるのだと思いました。人の一生の中には、偶然のような必然が点在しているのでしょう。
投稿者:ゆんたく
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