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正多角形 [工芸作品]

正六角形の器

革工芸の勉強をしていたときに、器を革で作るという課題がありました。正多角形の中で正五角形、正六角形、正八角形が好きですが、どれか一つだけとなったら、正六角形を選びます。自分にとって、この中で一番安定していて、落ち着くことが出来る形なのでしょう。そんな正六角形で菓子入れを考えました。土台を床革で作り、ろうけつ染めした牛革で表に張りました。せっかく作るのだからと思って、蓋付きの物にしたいと努力したのですが、革の厚みや伸縮があり、どこの位置でも蓋ができるというようにはなりませんでした。一カ所に印をつけ、やむなくこの位置で蓋をすることとなりました。
革工芸を習い始めた頃のつたない作品ですが、忘れられない作品です。

床革:革の表皮部分をスキ取った残りの部分です。牛革の原皮は10mm程の厚みがあります。通常は原皮をスキ、表皮(表面)の付いている方を加工に使います。表皮(表面)をスキ取った残りの部分を床革と言います。工芸品など、厚みの欲しい物に使用します。

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投稿者:ゆんたく


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