パスケース（定期入れ） イルカとクジラの仕立てから仕上げまで [イルカ・鯨シリーズ]
PASMOやSuicaなどが入れられる、パスケース（定期入れ）の制作を始めました。
シンプル名刺入れと同じような染めの工程をしていく作品に、パスケース（定期入れ）があります。
ザトウクジラ（座頭鯨）とイルカ（いるか）は、クジラ、イルカを部分染めした後、全体を濃紺に染めた革を型紙通り裁ちます。
クジラとイルカの腹部と貝にアクリル絵の具の白で、模様を描いていきます。良く乾かしてから、裏側の毛羽立ちを押さえるためにふのりを布につけ、刷り込んで、なめらかにします。
パスを入れる透明のフィルムを片方に貼り、もう片方には裏用に使用する豚革を貼り、固さを出します。数時間重しをかけて、平らな状態にしてから、二枚合わせにします。
周囲をミシンがけしてから、切り口をふのりで磨き、面取りをします。切り口専用の染料をかけてから、しっかり乾燥させます。
最後に仕上げ剤を2回かけて、イルカ（いるか）とザトウクジラ（座頭鯨）のパスケース（定期入れ）が完成しました。
このパスケース（定期入れ）には、ザトウクジラ（座頭鯨）・イルカ（いるか）・虹と猫・桜の4種類の柄があります。
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投稿者：ゆんたく
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