バンシロウ物語 その2 [美味しい一品]
黒島の民宿に泊まっている間、朝食には必ずこのバンシロウジュースが出されました。おばあちゃんのジューサーは毎日フル稼働。材料のバンシロウの実が少なくなってきた頃、民宿の息子さんが、「あす、バンシロウを採りに行く。」というので、参加させてもらうことにしました。翌朝、民宿の玄関に横付けされたのは、牛を運搬するトラック。他の宿泊者と共に、いざ牧場へ。
トラックから全員飛び降り、牧場の柵を乗り越えて、牧場へ侵入。牛は遠くにいるので、ゆっくり探せました。柵の近くに自生しているバンシロウの木がたくさんあり、次々とおもしろいように採れました。堅い実は少し置いておくと、熟して皮の色が変わり、柔らかくなってきます。ジュース係のおばあちゃんと一緒に選別作業をして、ジュースを作りました。こんなに美味しいジュースだけれど、ジュースだけではもったいないと思いました。
自宅に戻ってからもあのジュースが気になり、寒天かゼラチンを使ってグァバゼリーにしたら良いかもしてないと考えました。といってもグァバの実は近くには売っていないので、新宿高野で生の実を買ってきました。島のおばあちゃんが聞いたら、目の飛び出るような値段でした。
貴重な実をジュースにし、暑い地方でも溶けないように、寒天で固めることにしました。何度か試してみて、ジュース、砂糖、水、寒天の量を決め、グァバゼリーレシピを作りました。
投稿者:ゆんたく
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