アゲハチョウの幼虫 1 [柚の木の訪問者]
一昨年の暮れ、お正月のお雑煮に入れる柚子を農家の無人販売の店で買いました。実がしっかりしていて、香りも良く、そのまま捨ててしまうのがもったいなくて、その種を10粒ほど庭に置いてあるプランターに埋めました。暖かくなってから次々と柚子の木の芽が出てきました。丈夫そうな3本を残して、大きめの鉢に植え替えておきました。アゲハチョウがここに卵を産み付けて、ここで新たな命が育ってくれたらどんなに楽しいだろうと思いました。
今年の春は、ただ柚子の葉が大きくなっているだけでしたが、夏日のような気温になってきたある日、鉢を見ると、3匹のアゲハチョウの幼虫が、いっしょけんめい小さな口で葉をかじっていました。まるで鶏の糞のような色と形なのですが、「私たちはアゲハだよ。」と言っているように見えました。
投稿者:ゆんたく
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