横須賀美術館別館 谷内六郎 [横須賀散策]
京浜急行浦賀駅から観音崎行きのバスに乗り、終点の「観音崎」で下車してから歩いて5分の所に「横須賀美術館」があります。
白い大きな建物は美しく、その建物からは、この季節、群青色をした海が見えます。海を通る船の向こうには千葉県があり、すぐに歩いて行けそうな程の近さに感じます。この美術館とすぐ脇にある美術館の別館に行きました。
子どもの頃、父が買ってくる雑誌(週刊新潮)の表紙の絵が好きでした。子どもの描いたような絵に見えましたが、その発想がおもしろく、子どもながら、(こんなことがあったら楽しいのに・・・)と思わせてくれる絵でした。この表紙の絵を描いていたのが「谷内六郎」さんでした。その原画を展示してある横須賀市美術館別館は、季節に合わせて展示が代わり、年間を通じて楽しませてくれます。どの絵の横にも谷内さんの絵についての話がパネルになっていて、子どもの頃に見た絵にはこんな話があったのだと、新たな発見と懐かしさがこみ上げてきました。
沢山の絵の中で、象が描かれている絵、流れ星が描かれている絵、虹が描かれている絵が好きなので、今回はこの絵葉書を買いました。葉書用にしている額の中に入れて仕事場に飾りました。穏やかな懐かしい時が流れていくように思えました。
作品名:「雲の物語」(1960年)「象のいる山」(1977年)
「流れ星の記憶」(1965年)「虹を織る人」(1981年)
投稿者:ゆんたく
コメント 0