革の話1 ゴート(山羊革) [革の話]
革工房ゆんたくの作品は、ゴート(山羊)という革を使っています。この革は繊維が細やかで軽く柔軟性のある革です。バックなどを成牛革で作るとどうしても重たくなりがちですが、ゴートは軽いのでバックに物を入れても総重量が余りかかりません。色々な革の中でゴートを選んだ最大の理由は、吟面の独特なシボです。シボがあることで全体を一色に染めても味のある色になります。薄い色から何度も刷り込み刷毛で色をぬり重ねていくので、染色には時間がかかりますが、深みのある色になります。
投稿者:ゆんたく
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