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埼玉県小川町~秩父市への旅 13 [埼玉の旅2017]

旅の初めに訪れた小川町へ向かいました。この町にある晴雲酒造は、1902年に創業されました。建物一階が仕込み蔵になっていて、その2階は酒蔵資料館がありました。木の階段を上っていくと、酒造りの古い道具が並んでいました。
ここに併設する「玉井屋」で昼食をとりました。ずっと使われてきた家の部屋を食事処にしてあるので、床の間や欄間など綺麗に保存されていて、どこかのお宅に招かれたように思えました。通された座敷のテーブルにつくと、まず「玉の井戸」から湧き出る酒造りの仕込水が出されました。まろやかな味でした。「花御膳」という定食をお願いしました。前菜はバイキングのような形で色々な味に調理された地元の野菜を自分で取ることができました。玉井屋特製の飛竜頭は熱々で、地元でとれた白米とろろ添えに良く合いました。味噌汁にはこの酒蔵で作られた晴雲粕が使われていました。一品一品が丁寧に作られ、やさしい味でした。またぜひ立ち寄りたいと思いました。

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埼玉県小川町~秩父市への旅 12 [埼玉の旅2017]

秩父のワインでもう一カ所訪ねてみたかったところが、源作印のワインを造っているワイナリーでした。「小鹿荘」から近い場所だったので行ってみることにしました。朝9時20分頃でしたが、醸造所の側にある直売所はもう開店していました。

源作印 秩父ワインの醸造所
源作印 秩父ワインの醸造所

扉を開けると、ここで造られているワイン全種類が棚に並べられていました。ゆっくり話を伺ったり、試飲させて頂いたりしました。どれも深みのある味で美味しく、こんな朝からワインを頂いて、幸せな気分になりました。話の中で一番心に残ったのは、創業者の浅見源作さんのことでした。
自分の代に花開くのではなく、100年先を見据えた事業を始められたことに驚きました。まだまだワインを飲むような時代ではなかった頃に「これからは皆が肉を食べるようになる。ワインを飲むことで体内でアルカリ性になる。だからきっとワインが売れるようになる。」という話をされたそうです。
創業された方も、そしてそれを守り代々続けてこられた方々のワインの味は、やはり格別なものだと思いました。直売所を出て、駐車場に戻ると、これから仕事に向かう女の方に会いました。ブドウの剪定から蔓のはわせ方、収穫までの作業について教えて下さいました。この方もまた、兎田ワイナリーの方と同じように生き生きと楽しそうにブドウの話をされました。
今回の旅で、ワインは、ブドウ作りからが面白く、ワイン造りに携わる人にもっと出会いたくなりました。

購入した源作印のワイン
購入した源作印のワイン

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埼玉県小川町~秩父市への旅 11 [埼玉の旅2017]

まだまだずっと居たかった小鹿野町商店街を後にして、今日の宿赤谷温泉「小鹿荘」へ向かいました。私は「日本の正しい田舎」を感じる場所が大好きです。これまで訪ねた長野県、栃木県・・・四季折々の景色の中に永遠に残しておいて欲しい景色があります。過疎の集落などという表現をされると、憤りさえ感じてしまうのです。
「小鹿荘」への道、宿の周辺の小道はとても懐かしい景色が残されたところでした。囲炉裏端で頂く夕食は、山のご馳走が丁寧に調理され、心に残りました。宿の手描きのパンフレットに「派手な観光スポットはございませんが、のほほんとした田舎の小道、地元の人々の生活の小道です。木々の間からの柔らかい光、澄んだ空気を感じながら、のーんびり散歩をお楽しみ下さい。」とありました。
心に残る宿は、いつでも細やかで温かな心遣いと、その宿の周りの景色とが一緒になって思い出されるように感じました。

赤谷温泉「小鹿荘」
祭り屋台を模した赤谷温泉「小鹿荘」

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埼玉県小川町~秩父市への旅 10 [埼玉の旅2017]

兎田から小鹿野町へ行きました。この商店街には趣のある建物や美味しいものが沢山あり、一軒一軒じっくり見て回りたくなりました。まず行ってみたかったのが「太田甘池堂」です。創業は、何と享和3年(1803年)。店の栞には「当家二代目が江戸日本橋の老舗、甘林堂より製煉秘法を伝授され、店名、甘池堂を贈られて故郷に帰り・・・」と、この店の歴史が書かれていました。

「太田甘池堂」
小鹿野「太田甘池堂」

商店街の中でもひときわ風情のある建物を見つけたときの嬉しさ。のれんをくぐり、ガラス格子の引き戸を明けて店内へ入ると羊羹だけが並んでいました。羊羹は3種類。北海道産の隠元小豆を原料とした本練羊羹と姉妹品の柚子風味、田舎(小豆)風味がありました。たくさんは購入できないので、創業から作られている本練羊羹を買いました。
すぐにでも食べたいのですが、この話を書き、写真に撮るまでは今しばらくの我慢です。その後は、味の感想も書きたいと思います。羊羹一筋に店を守られてきた味は、一体どのような味なのでしょうか。楽しみです。

「太田甘池堂」の本練羊羹
「太田甘池堂」の本練羊羹

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埼玉県小川町~秩父市への旅 9 [埼玉の旅2017]

秩父にはワイナリーもあることを観光パンフレットで知りました。龍勢会館からの帰り道、ワイナリーの一つ「兎田ワイナリー」へ立ち寄りました。工場見学とお話も伺えると言うことで、行ってみることにしました。もともとブドウを作って、これまでは地元の醸造所に頼んでワインにしてもらっていたそうですが、2015年に「兎田ワイナリー」を開いて、自分のブドウ畑でブドウの栽培をして、ワイン醸造までができるようにされました。

秩父ファーマーズファクトリー「兎田ワイナリー」
秩父ファーマーズファクトリー「兎田ワイナリー」

ブドウ畑や醸造所で色々な説明をして頂きました。話をしてくれた女の方が、実に楽しそうにこの仕事に携わっているのが伝わってきました。そしてブドウの実を付けるまでの工程の何と長いことか、手間暇をかけ丹精込めて作られたワインは、その作り手の話を聞くことでさらに味わい深くなると思いました。

秩父ルージュ マスカットベリーA キュヴェ釜の上
秩父ルージュ マスカットベリーA キュヴェ釜の上

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埼玉県小川町~秩父市への旅 8 [埼玉の旅2017]

朝食後、旧吉田町(現在の秩父市吉田)へ向かいました。この町は秋の祭りで、龍勢(手作りロケット)が打ち上げられる所です。
以前テレビ番組でその様子を見たことがありました。山の中腹に作られたやぐらから、空に向かって打ち上げられる手作りロケットは空中で分解し、そこから落下傘が落ちてきて色々な仕掛けが見られました。その時はどこの土地で行われているのかも知らず、すごい物を作る人達がいることにただただ感心してみていました。

宿泊した宿から車で40分程の所にこの龍勢の資料館があると聞いて、行くことにしました。龍勢会館を目指して車で走っていくと、途中の坂道からあのやぐらが見えてきました。龍勢会館には打ち上げられるロケットの作りや実際に使われたロケットがあり、とても詳しく知ることができました。会館に併設された建物には「井上伝蔵邸」がありました。ここで初めて「秩父事件」について学ぶことができました。

龍勢の打ち上げ櫓
龍勢の打ち上げ櫓

会館を出てから椋神社に行きました。椋神社の大きな鳥居の向こうに山が見え、やぐらを見ることができました。椋神社秋の例大祭で口上が述べられる場所には、大きな2本の木がありました。この日は訪れる人もなく、静かな神社をゆっくり見て回りました。明治17年(1884年)11月1日、日本近代史上最大の農民蜂起の始まりの場所は、今も美しく、しっかりと守られていました。

椋神社
椋神社

秩父事件百年の碑
椋神社境内にある「秩父事件百年の碑」

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埼玉県小川町~秩父市への旅 7 [埼玉の旅2017]

「ホテル美やま」にはロビーから、各階に雛人形が飾られていました。この地方では4月3日に雛祭りをするそうです。各階ごとに飾られている人形が違うので、色々な時代に作られた雛飾りを楽しむことが出来ました。子供の頃、自宅にあった雛人形は5段ほどでしたが、三人官女や五人囃子の持ち物やその他の小道具をどの人に持たせるのか、どこに置くのか、母や祖母と一緒に桐の箱から取り出して、並べたことを思い出しました。静かな落ち着いた宿でゆっくりとくつろぐことができました。

「ホテル美やま」の雛人形
「ホテル美やま」各階ごとに飾られている人形

翌朝、朝食前に周辺を散策しました。宿の周りには川が流れ、畑や田んぼもありました。歩いて10分程のところにお寺、曹洞宗常泉禅寺がありました。その帰り道、小さな無人販売の所に山で採れたクルミがありました。子供の頃食べたことがあったので、懐かしくなり、一袋を買いました。

曹洞宗常泉禅寺
秩父札所三番 曹洞宗常泉禅寺

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埼玉県小川町~秩父市への旅 6 [埼玉の旅2017]

長瀞川下りの後、長瀞駅の反対側にある宝登山(ほどさん)神社へ行きました。この神社は日本武尊がこの山に登ったときに山火事に遭い、数匹の犬が火を消し止めたいう伝説があるところです。古くは「火止山」と呼ばれていたそうです。

宝登山神社
宝登山神社 本殿

さらにロープーウェイで山の頂上まで行きました。ちょうど梅の花が満開でした。梅の花畑からは武甲山も見えました。

長瀞宝登山 梅百花園
宝登山 梅百花園

昼食は秩父の郷土料理「おっきりこみ」をいただきました。少し冷えてしまっていた体がぽかぽか温かくなりました。ここから秩父市山田にある、今夜の宿泊場所「ホテル美やま」へ向かいました。

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埼玉県小川町~秩父市への旅 5 [埼玉の旅2017]

長瀞の岩畳

乗船は、長瀞の岩畳にある船着き場からでした。舟の出発を待つ間、岩畳を歩いてみました。このあたりの岩は平らに剥がれる「結晶片岩」という岩だそうです。固いミルフィーユのような岩でした。

長瀞ライン下り

舟には座席があり、厚手のビニールが掛けられていました。ライフジャケットを身につけ、長瀞下りが始まりました。水量が少ないためにパンフレットにあるような急流はありませんでしたが、所々水飛沫がかかってくるような場所もあって、その時は皆で一斉に厚手のビニールを持ち上げて、水を避けました。船頭さんが長い竿を巧みに操り、大きな岩の横すれすれに通ったりと、楽しい一時を過ごすことが出来ました。到着地の川原で下りて、バスに乗って元の長瀞駅まで送ってもらいました。帰り道に桜の並木道がありました。まだまだ固い蕾で、桜の花を見ることはできませんでしたが、またいつの日にか通って見たい並木道でした。

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埼玉県小川町~秩父市への旅 4 [埼玉の旅2017]

朝の始発電車が秩父鉄道秩父駅に入ってきました。鉄道ファンでなくても、この町を走る電車がよく見える大きな窓辺に立っていると、思わず写真を撮りたくなってしまいます。朝の光が町全体にあたり、静かに目覚めていくようでした。

秩父鉄道秩父駅

昨日よりは気温も上がり、初めての長瀞ライン下りを体験するために長瀞町へ向かいました。川下りはAコース、Bコース、両方を合わせた全長コースの2種類がありました。
ここ数日は川の水量が少なく、川下りが出来ないときもあるそうですが、何とか今日は出せるということで、Bコースの舟に乗船することが出来ました。

長瀞ライン下り

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