沖縄の旅 4 備瀬の猫たち [沖縄の旅2016]
数ヶ月前にテレビ番組で、備瀬の集落にいる子猫と子犬の世話をしているおばあちゃんの映像を見ました。昨年、備瀬を訪れたときに偶然その家の前を通ったことを思い出しました。
備瀬の民宿に泊まった翌朝6時に起きて、備瀬の浜から朝日を撮影した帰り道、そのおばあちゃんの家の前を通りました。子猫だった猫は大きな猫に成長していました。見事な毛並みで、庭にゆったり寝そべっていました。子犬はいませんでした。
毎朝この集落の人達は、庭や通りに落ちた福木の落ち葉を綺麗に掃除します。ですから、いつでも並木通りは綺麗な箒の掃きめが残っています。
早朝、おばあちゃんも掃除をされていたのでしょう。私が家の前を通ったとき、偶然おばあちゃんが水場で手を洗っているのが見えました。おばあちゃんに挨拶し、番組を見たことを伝えて、立派に育った猫たちを撮影させてもらいました。おばあちゃんから餌をもらい、今日もゆったりした一日を過ごすことでしょう。おばあちゃんも猫たちもずっと長生きしてね・・・
投稿者:ゆんたく
沖縄の旅 3 備瀬のアオウミガメ [沖縄の旅2016]
備瀬の福木並木を抜けると、伊江島の見える浜に出ます。浜から見える伊江島の山、沈む夕日は本当に素晴らしく、時が止まったような情景に出会えます。
この浜にアオウミガメが産卵に来るという話を民宿の人から聞きました。美ら海水族館の人や備瀬のボランティアの人たちが保護活動をしているそうです。年々、砂浜の面積が少なくなってきていて、産卵に来るアオウミガメの産卵場所が狭められているのだそうです。ボランティアをされている人に、アオウミガメの赤ちゃんを見せてもらいました。今まで図鑑や映像でしか見たことがなかったので、その小ささに驚きました。アオウミガメが大きくなって生まれた浜に戻って来るまで、20年以上の年月が掛かるそうです。
景色だけでなく、自然界の生き物たちからも認められている備瀬は、やはり素晴らしい所なのだと改めて思いました。
産卵場所が、荒らされないように
ボランティアにより柵が作られ保護されていた
投稿者:ゆんたく
沖縄の旅 2 備瀬の福木 [沖縄の旅2016]
昨年も訪れた備瀬で旅の一泊目をとることにしました。沖縄の家々の周囲には福木が植えられていることが多いです。福木の大きくて厚い葉は、太陽の強い日差しを避けたり、台風の強い風から家を守ってくれます。
この備瀬の集落には立派に育った福木があり、「備瀬の福木」として観光名所になっています。暑い日でも福木に覆われた小道を歩いていると、暑さをしのぐことができます。
投稿者:ゆんたく
沖縄の旅 1 海辺のカフェ [沖縄の旅2016]
沖縄本島部瀬名(ブセナ)にある「万国津梁館」は、かつて沖縄サミットが開催されたところです。 私たちにとって「万国津梁館」に隣接するザ・ブセナテラスでの宿泊は高額で、なかなか泊まることはできませんが、「万国津梁館」と、ここからの景色を一度は見てみたいと思っていました。
万国津梁館正面入口
この夏、1週間の予定で沖縄本島を旅することにしました。レンタカーを借りて、那覇空港から高速道路を利用して許田インターで降り、一般道58号線を走って「万国津梁館」へ向かうことにしました。高速を走っている途中から大きな雨雲が見えてきました。次第に雨雲が近づき、大粒の雨が降り出し、やがてどしゃ降りになってしまいました。これではブセナからの海の景色は見えないとがっかりしましたが、58号線を走っているうちに雨雲がなくなり、日差しが戻ってきました。ようやくあこがれのザ・ブセナテラスに着きました。ホテル入口の警備の人に万国津梁館の場所を聞き、敷地の中へと車で入っていきました。
「万国津梁館」は、何か行事が開催されていないときは、一般の人も見学することが出来ます。
私たちが訪ねた日は見学可能な日でした。このカフェテラスで昼食をとることにしました。立派な建物の中にあるカフェテラスですが、かしこまった感じではなく、とても居心地の良いところでした。
海と周辺の島々まで見渡せる場所でタコライスと月桃茶をいただきました。これまで知っていたファーストフードのようなタコライスとは少し違っていて、優しい味がしました。温かな月桃茶も、飲むと月桃の香りがして美味しかったです。
万国津梁館カフェテラスからの眺め
万国津梁館は考えていた以上にとても素晴らしいところでした。さらに心に残ったことはここで働いている方々です。夏の強い日差しの中で、警備や庭の手入れなど、大変な仕事なのに、とても穏やかな表情で、ゆったり仕事をされていました。 なぜサミットでこの場所が選ばれたのかがよくわかりました。また何度も訪れたいところです。
投稿者:ゆんたく