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今年の年賀状 アンガマの面 [沖縄芸能]

今年の年賀状

沖縄県石垣市平得に木彫りの面を作っている店があります。
「マルタ工芸」田場由盛さんの工房へ、アンガマの面を買いに行きました。初めて会った田場さんは、温かい笑顔で、ほっと出来る方でした。面作りをしているのだから、もっと神経をピリピリさせて、話しかけたりは出来ないのだろうと勝手に思い込んでいましたが、全く違っていました。あの穏やかな顔を彫れる方は、やはり優しく穏やかな人でした。

アンガマは、夫婦和合の神であり、家族の無病息災・子孫繁栄を祈る縁起もので、旧盆に翁(ウシュマイ)と媼(ンミ-)が、孫であるファーマー(踊り子)を引き連れて、祖先に供養の踊りを奉納し、その間に見物人たちと方言でトンチを交わす伝統行事に使われるお面だそうです。

面に使われる木は、センダン、スノハギリ、デイゴ、テリハリボクなど石垣に自生する木を使うそうです。とても綺麗な白髪の部分は、竜舌蘭の葉を海岸に埋めて腐敗させて、残った繊維を取り出すと伺いました。田場さんと相談しながら面を選び、送っていただきました。

我が家の居間の壁に掛けた翁(ウシュマイ)と媼(ンミ-)は、いつも微笑んで私たちを見守っていてくれます。この面をみんなに知ってもらいたくて、今年はこれを年賀状にしました。今年も皆さんに沢山の良いことが起こりますように・・・

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投稿者:ゆんたく


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勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演 その2 [沖縄芸能]

八重山舞踊「高那節」

地謡

6月30日に東京国立劇場で行われた、勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演で地謡を担当された大工哲弘さんのCDを以前、沖縄に行ったときに数枚購入しました。深みと味のある声に感動し、何度も聞きました。今回、生でその演奏を聞くことができました。奥さんの苗子さんの琴も大工さんの三線を引き立て、質の高い地謡の演奏も楽しむ機会に恵まれました。

公演の中で川井民枝さんも踊られた、私の好きな「高那節」について紹介します。初めて大工哲弘さんが歌う、この曲を聞いたとき、「ザンザブロー、ムージュルカージュルジンジンドー」という言葉だけが、とても印象に残りました。意味は全くわからず、不思議な言葉と心地よい音とリズムに心惹かれました。今回初めて詳しい解説の書かれた公演冊子でその唄の内容を知ることが出来ました。

「人名の名古屋山三郎から転じて、ザンザブロウになったといわれています。支那からの帰りに台風に遭い、西表島の高那村に漂着したザンザブロウは、この地に住み着き、オウザという女性を妻としました。そしてアガメという娘をもうけました。娘のアガメが3月3日、桃の節句に潮干狩りをしていたら、突然の雨風。村中大騒ぎとなり、緊急の救助対策をしていると、風雨は去って晴天に変わりました。おかげで娘は無事に戻ることができ、ザンザブロウは無事の生還を喜び、村人達が海の幸、山の幸を鍋にしてお祝いをした様子を即興で歌い、その唄がそのまま「ザンザブロウ」(高那節)として伝わったと言われています。」

多くの沖縄民謡の中でいくつも心に残る曲がありますが、この高那節(一名ザンザブロウと言われています。)はお勧めの一曲です。

大工哲弘さんの高那節が聞けるCD

その他大工哲弘さん歌三線が聞けるCD

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勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演 その1 [沖縄芸能]

勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演

6月30日(木)、東京国立劇場で勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演が行われました。会主の川井民枝さんの手伝いでリハーサルから舞台裏を見ることができました。温かな人柄でいつも優しい笑顔で接して下さる方ですが、本番前の最終確認の時間は、凜とした表情でお弟子さん達の動き、地謡との打ち合わせ、全体の動きと多くのことを確認していました。舞台用の化粧をする前の素顔のままなので、踊り手の表情がよくわかりました。楽しんで踊っている笑顔が、とても印象に残りました。今回の地謡は、三線に伊良皆高吉さん、大工哲弘さん(二人とも無形文化財八重山古典民謡技能保持者)という、三線も唄も素晴らしい方達が出演されました。
午後7時に開演し、終了時刻の9時半まで、あっという間の2時間半でした。川井さんの踊りは、手の指の一本一本にまで表情があるという感じがしました。動きはゆったりと、全く無駄のない動きで、何とも言えない間合いが見るものの心を引きつけます。これからもずっとこの勤王流を守っていだだきたいと思いました。

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勤王流八重山舞踊保存会35周年記念公演の撮影を終えて [沖縄芸能]

八重山舞踊「高那節」

6月30日、勤王流八重山芸能保存会 無錆之会会主の川井民枝さんの35周年記念公演「誇らしゃ愛しゃ踊り遊ば」(ふくらしゃかなしゃぶどぅりあしび)の記録撮影をしてきた。
第一部は、大工哲弘さんの歌三線による川井民枝さんの一人踊りが五演目と勤王流の舞踊の手「勤王流二十二の手型」が披露された。なかでも「高那節」は軽快なリズムに大工さんの味のある歌声、軽快さの中にもゆったりと間のある川井さんの踊り、が印象に残った。石垣島出身のお二人の共演は今回が初めてであると解説にあったが、これからも八重山の美しい歌と踊りを伝えていって欲しいと思う。
第二部は「八重山舞踊勤王流ゆかりの地」黒島の舞踊「黒島口説」、竹富島の種子取祭で踊られる「じっちゅ」など集団で踊られる舞踊を中心に十演目が披露され、最後は巻踊り、弥勒節、やらよう節で締めくくられた。

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伊良皆高吉ふるさとを唄う [沖縄芸能]

伊良皆高吉ふるさとを唄う

5月21日、東京国立博物館で伊良皆高吉さんの芸歴50周年記念演奏会「伊良皆高吉ふるさとを唄う」が行われた。記録撮影を頼まれ出かけたが、博物館で沖縄民謡、と不思議な気持ちで博物館へと向かった。東京国立博物館 平成館には、立派な舞台がある大講堂があった。
この平成館大講堂で伊良皆高吉さんと三線教室の門下生ら総勢50名ほどによって演奏が披露された。伊良皆高吉さん、門下生による斉唱で始まり、独唱、特別出演の八重山舞踊の師匠による踊りも披露され、午後1時から始まった演奏会は予定を大幅に超え4時を過ぎて終演した。

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