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野口久光展 横須賀美術館 [展覧会2019]

天皇在位30年を祝って、2月24日、横須賀美術館の入館料が無料になりました。自宅から車で20分程の所に海の見える美術館があるのはとても幸せなことです。日曜日の朝、少し早起きをして家事を終え、海沿いの道を車で行くことにしました。

2月9日から3月31日まで「映画とジャズを愛した男 野口久光 シネマ・グラフィックス」と題した企画展が行われています。
野口久光さんは、1933年に東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業して、映画配給会社(東宝東和)に入り、戦前戦後の約30年で1000枚以上のヨーロッパ映画の日本版ポスターを制作された人です。
印象に残るポスターとその映画のあらすじが展示され、一つ一つ読み進んでいくと、その映画をぜひ見たくなりました。映画だけでなく、ジャズ評論家としても活躍されていたそうで、ジャズ演奏家の人達の表情を描いた作品もとても素晴らしいものでした。正確なデッサンで、ただ似ているだけではなく、その人の温かな人柄までが伝わってくるような作品でした。

帰りに図録と大好きなルイ・アームストロングとデューク・エリントンの描かれた葉書を購入しました。写真も良いのですが、この優しい描写は宝物です。

映画とジャズを愛した男 野口久光 シネマ・グラフィックス

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投稿者:ゆんたく


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