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牛革の試作 3(長財布) [牛革]

マッコウクジラの図案を革に写してから彫りの作業に入りました。
彫るための工具の入り方もゴートのときとは少し違って、打つ角度や強さをより一定にしないと、跡が変わってきてしまいました。
彫っているときに革が含んでいた水分を一旦乾かしてから、もう一度革全体を水刷毛で湿らせてから部分染めをしました。

部分染めをした牛革

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牛革の試作 2 [牛革]

牛革を水で濡らし、さっと表面の汚れをとるようにしてから、1日乾かしました。
もう一度革の表面だけ湿らせて、長財布、免許証入れ、パスケース、携帯ストラップなどの図案を革に写しました。購入してきた牛革は、図案を描くためにぬらしただけでも水分の吸収が良く、均一にぬらすことができました。表面の傷もないので、彫りも染めもうまくいきそうに思えました。

図案を写した牛革
図案を写した牛革

マッコウクジラの長財布
マッコウクジラの図案を写しました

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牛革の試作 1 [牛革]

これまでゴート(山羊の革)を使って作品を作ってきましたが、ここ1、2年の間、質の良いゴートが手に入りにくくなりました。とくに染めていないゴートの革は、質の良いものを大量に仕入れていってしまう国があると、業者の人から聞きました。
そこで、牛革に変えていこうと考えました。ゴートの強さと軽さが良いと思っていたので、これと同じような厚さの牛革で試作を作ることにしました。

試作用に取り寄せた牛革
試作用に取り寄せた牛革

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日本民藝館「棟方志功と柳宗悦」展 [展覧会2018]

京王井の頭線の駒場東大前駅(西口)から、閑静な住宅地を歩いて行くと右手に日本民藝館の建物が見えてきます。細い道路を隔てた向かい側には、重厚な石屋根長屋門がありました。
日本民藝館の冊子によると、ここは「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠として、思想家の柳宗悦により企画され、実業家の大原孫三郎氏をはじめ多くの賛同者の援助を得て、1936年に開設されたそうです。

日本民藝館 西館(旧柳宗悦邸)
日本民藝館 西館(旧柳宗悦邸)

ここで2018年1月11日から3月25日まで「棟方志功と柳宗悦」展が開催されています。

棟方志功さんの板画の展覧会は、以前別の展覧会で見たことがありました。そのときは全体の構図や描かれている文字を見ていましたが、今回は板画の線がとても気になり、どんな彫刻刀を使っているのか、どの位の深さで彫っているのか、細かなところを見ました。力強い線、繊細な線、ここはきっとこんな速さで刀を動かすのかしら・・・と色々想像して見ていくのはとても楽しいことでした。
また、棟方志功さんと柳宗悦さんの書簡もたくさん展示され、作品が仕上げられるまでの流れや時間が感じられました。

大正から昭和にかけて無名の工人が作る民衆の日常品の美に注目した人達がいて、その考えをきちんとした形にまとめてもらえたことを感謝したいと思います。今年も4月3日から来年の3月24日まで4つの展示会と新作工藝公募展が予定されています。今年も楽しい一年になりそうです。

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山口蓬春 記念館 [展覧会2018]

三浦郡葉山町にある神奈川県立近代美術館葉山館で白寿を迎えられた「堀 文子展」をゆっくり見た後に、もう一カ所気になっていた場所へ行くことにしました。

県立近代美術館葉山館の向かい側にある細い坂道を上ると、そこには「山口蓬春 記念館」があります。山の斜面をうまく利用した庭園は見事に手入れされ、訪ねてきた者を古き良き時代に戻してくれる場所でした。葉山で生まれ育った私は小学校高学年の頃、一緒のクラスだった友人の家がこの近くにあったので、このあたりによく遊びに来ました。

山口蓬春がこの地に移り住んだのは昭和23年(1948年)と記されていました。この頃から日本画に新たな世界を創り出したそうです。「浜」「夏の印象」は、葉山の海を感じます。
多くの作品の中で一番心に残ったのは、「望郷」です。昭和28年にこんなにモダンな構図と描写を表現されたのは、素晴らしいと思いました。

作品だけでなく、かつての暮らしがそのまま残され、扉を開けるとそこには蓬春さんがいるような気がしました。庭園の木々も大きくて、四季折々の変化を見ることができると思います。2階にある部屋は休憩室になっていて、無料でお茶も飲めるようになっていました。窓から春の海を眺めることができました。

葉山にある神奈川県立近代美術館葉山館と山口蓬春記念館は、とても近くにあります。展示作品だけでなく、海と山の自然の景色も楽しむことができるので、これからの季節に訪ねてみて下さい。

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白寿記念 堀 文子展 [展覧会2018]

昨年の11月18日から今年の3月25日まで、三浦郡葉山町にある神奈川県立近代美術館葉山で白寿を迎えられた「堀 文子展」が開催されています。

子供の頃、絵本でみたことのある絵を描かれていたのが、堀 文子さんだと知ったのは5年前に平塚市美術館で開催された「絵本原画展の世界」でした。「ビップとちょうちょう」は、福音館「こどものとも」の創刊号のために描かれたものでした。背景の色を黒にした絵は他の色を美しく見せ、強い印象を残す一枚でした。

堀さんが97才の頃に銀座で個展を見たこともありました。「私流に現在を生きる」と題されたエッセイは堀さんを知るのに大切な一冊になりました。

それから2年後、初期の作品や絵本の原画をはじめ、60歳代後半から世界各地を旅してから描かれた作品など、多くの絵をこの展覧会で見ることができました。会場の一角で堀さんのアトリエでの様子が映し出されていました。99才の今なお描き続けられている姿は、本当に100年を生きるための心構えを伝えてくれました。

春の日差しに照らされた葉山の海は穏やかでした。海や山に囲まれたこの美術館をぜひ訪ねて下さい。

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虹と猫の長財布 [作品販売]

虹と猫の長財布

虹と猫をデザインした、手造り革製の長財布です。図案は、親子猫3匹、大好きな虹も入れました。表革は、ゴート(山羊の革)を使用し、手縫いで仕上げています。山羊の革は、美しい独特のシボがあり仕上がりが柔らかく、とても使いやすい革です。

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マッコウクジラ(抹香鯨)の長財布 [作品販売]

マッコウクジラ(抹香鯨)の長財布

マッコウクジラをデザインした、手造り革製の長財布です。図案は、マッコウクジラ3頭。仲間と一緒にいるイメージで配置してみました。表革は、ゴート(山羊の革)を使用し、手縫いで仕上げています。山羊の革は、美しい独特のシボがあり仕上がりが柔らかく、とても使いやすい革です。

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イルカの長財布 [作品販売]

イルカの長財布

イルカをデザインした、手造り革製の長財布です。図案は、イルカ3頭。親子が一緒にいるイメージで配置してみました。表革は、ゴート(山羊の革)を使用し、手縫いで仕上げています。山羊の革は、美しい独特のシボがあり仕上がりが柔らかく、とても使いやすい革です。

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ザトウクジラ(座頭鯨)の長財布 [作品販売]

ザトウクジラ(座頭鯨)の長財布

ザトウクジラをデザインした、手造り革製の長財布です。図案は、ザトウクジラ2頭。親子が一緒にいるイメージで配置してみました。表革は、ゴート(山羊の革)を使用し、手縫いで仕上げています。山羊の革は、美しい独特のシボがあり仕上がりが柔らかく、とても使いやすい革です。

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