うみべのえほんや つばめ号 [絵本の話]
「魔女の宅急便」の原画展を見に行ったときに、その挿絵を描いたが、林明子さん、広野多珂子さん、佐竹美保さんという3人に変わっていたことを初めて知りました。作者がなぜ挿絵を描く人を変えたのかはわかりませんが、それぞれキキの描き方が違いました。2000年から2017年まで発行されたものは、佐竹美保さんが描いていました。
この佐竹美保さんが挿絵を描いた絵本「パン屋のイーストン」と「イーストンと春の風」の原画展が横須賀市津久井浜にある絵本屋で開催されています。奥行きがあり、細かなところまで丁寧に描かれ、絵本の話をより一層引き立てています。原画で見ると、色の濃淡やデッサンのペンの動きまでわかります。作者の巣山ひろみさんの話には、個性的な人物が考えられていて、話の内容もこれまでにない展開で、興味深く読みました。
投稿者:ゆんたく