「身近な虫たちの華麗な生きかた」 [柚の木の訪問者]
本屋へ行くのが大好きで、時間があると本棚に並べられた背表紙の題名を見ながら、これはという本を購入してしまいます。
著作:稲垣栄洋(いながき ひでひろ)絵:小堀文彦(こぼり ふみひこ)「身近な虫たちの華麗な生きかた」ちくま文庫出版の本を見つけました。この中にアゲハチョウの話が書かれていました。
チョウがひらひらと舞う飛び方をする事情、卵から孵ったばかりの幼虫が鳥の糞のような理由、幼虫の体に描かれた白い帯模様の意味、触ると突然出てくる黄色い柔らかな角、蛹になると刺のような角張った形になる理由・・・この数週間身近な所で観察している間に見た多くの「不思議」がとてもよくわかる本でした。絵も細密で文章をよりわかりやすくしていました。
身近に見られる50種類の昆虫の話が書かれていて、子供の頃、庭や野原で見た虫の生きてきた歴史までもがよくわかる本でした。
投稿者:ゆんたく
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