SSブログ

伊香保温泉 下りの石段 [群馬の旅2018]

翌日、宿を出て今度は石段を下って行きました。あと少しで下り終えるというところで、「ハワイ公使別邸」という看板を見つけました。道に沿って、その建物を探しに行きました。
ハワイの公使がこの街にいるのだと思って、洋風の建物を想像していましたが、その建物は、古い和風建築の家でした。この家は、かつてここに住んでいたハワイ公使の人の別荘だったそうです。

「ハワイ公使別邸」外観
「ハワイ公使別邸」外観

観光資料によると、
[明治時代、時の政府高官・井上馨(かおる)の紹介で、伊香保に別荘を持ちこの地をこよなく愛した駐日ハワイ王国弁理公使・ロバート・W・アルウィン。
彼は日本人女性と結婚し81歳でなくなるまで日本で暮らしましたが、蒸し暑い日本の夏を快適に過ごすための保養地を探していて伊香保と出会います。ここで購入した別荘の一部が、現在の市指定史跡「ハワイ王国公使別邸」となっています。
現在、本市はハワイ州ハワイ郡と姉妹都市提携を結んでおり、様々な交流を行っています。また、毎年夏には伊香保を舞台に「ハワイアンフェスティバル」が開催されています。これらは明治時代にアルウィン氏が伊香保に別荘を持っていた縁によるものです。このように、アルウィン氏は今もハワイと伊香保をつなぐ架け橋となっています。]と記されていました。

建物の外観も中も撮影しても良いとのことだったので、ゆっくり見ることができました。建物も庭も手入れが行き届き、懐かしい時間を過ごすことができました。ロバート・W・アルウィンさん一家がいらした頃の伊香保はどんな景色だったのでしょうか。ご子孫が来ているといいなあと思います。

「ハワイ公使別邸」内部
「ハワイ公使別邸」内部

ブログランキングへ参加しています。
1日1回、クリックして投票を、お願いいたします。
人気ブログランキングへ

投稿者:ゆんたく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。