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白寿記念 堀 文子展 [展覧会2018]

昨年の11月18日から今年の3月25日まで、三浦郡葉山町にある神奈川県立近代美術館葉山で白寿を迎えられた「堀 文子展」が開催されています。

子供の頃、絵本でみたことのある絵を描かれていたのが、堀 文子さんだと知ったのは5年前に平塚市美術館で開催された「絵本原画展の世界」でした。「ビップとちょうちょう」は、福音館「こどものとも」の創刊号のために描かれたものでした。背景の色を黒にした絵は他の色を美しく見せ、強い印象を残す一枚でした。

堀さんが97才の頃に銀座で個展を見たこともありました。「私流に現在を生きる」と題されたエッセイは堀さんを知るのに大切な一冊になりました。

それから2年後、初期の作品や絵本の原画をはじめ、60歳代後半から世界各地を旅してから描かれた作品など、多くの絵をこの展覧会で見ることができました。会場の一角で堀さんのアトリエでの様子が映し出されていました。99才の今なお描き続けられている姿は、本当に100年を生きるための心構えを伝えてくれました。

春の日差しに照らされた葉山の海は穏やかでした。海や山に囲まれたこの美術館をぜひ訪ねて下さい。

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投稿者:ゆんたく


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