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伊豆の国市韮山 江川邸 2 [伊豆の旅2017]

靴を脱ぎ、部屋に入っていくと多くの資料が展示されていました。領民を天然痘から守るために行政として初めて行った種痘のことや塾を開いて教育をしたり、兵粮として用いようと考えたパン(乾パンのようなもの)を作る窯を築いたりと、多才な人であったことがわかりました。主屋から門を見ると少し斜めに門が建てられていました。門を開けた途端に槍や矢が飛んできても安全が図られるように真っ正面の位置を避けたそうです。門の近くに「きささげ」という大きな木が植えられていました。マメ科のささげのような細長いさやが沢山ついていました。きささげの実は利尿薬となるそうです。
門の見える玄関から続く畳敷きの部屋に静かに座っていると、今にもその時代に生きていた人々が、門から入ってくるような気がしました。庭には多くの巨木が空に向かって真っ直ぐに伸びていました。100年、200年先を見据えた人達がここに生きていたことを強く感じました。

伊豆の国市韮山 江川邸
主屋から見た江川邸の門

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投稿者:ゆんたく


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