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迎賓館赤坂離宮 8 [東京散歩]

赤坂迎賓館別館「遊心亭」

赤坂迎賓館別館「遊心亭」を見学できる機会があり、予約しておいた日時に合わせて行ってきました。
梅の見頃は終わっていましたが、遊心亭の入口に続く道の左側には数十本の紅白の梅の木がありました。美しく剪定された枝にはまだ最後の梅の花が残っていました。2月の梅の花が満開の時だったら、どれほど素晴らしい景色になるのだろうと思いました。
道の左側には立派な鯉が泳いでいる池がありました。水面に当たる日差しがゆらゆらと建物の壁面に写り、建物がより明るく見えました。正面玄関と渡り廊の坪庭を見てから、各国の要人が訪れたときと同じように、玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて室内に入りました。杉板の天井、土壁、檜の厚い板を見ながら進んでいくと、47畳敷きの広間がありました。この部屋では和食で賓客をもてなしたり、日本文化にふれて貰えるように着物の着付けや生け花、日本舞踊の鑑賞などの日本文化にふれて貰えるように造られてありました。和室から眺められる庭園や池も大きな窓から絵画のように見えました。その他にも日本食がカウンター越しに見られるように工夫された料理室、茶室などがあり、どの部屋にも国産の材を使った木や石がふんだんに使われていました。
建物の細部にまで、職人さん達のていねいな仕事の跡がわかり、この建物を見学できてとても良かったです。建物の維持や管理は大変だと思いますが、多くの人が見学の機会を得られるようにして欲しいと思いました。

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投稿者:ゆんたく


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