アニメート・ワイヤーズ2016.autumn展 ~浮遊する安らぎ&針金演奏家たち~ [展覧会2016]
アニメート・ワイヤーズ 「お猿のピアニスト」
早朝から降っていた雨も9時頃に上がりました。気温はだいぶ低くなっていましたが、今日は国立へ行くことにしました。JR国立駅南口を出て、落ち着いた商店街を歩いて行くと「ギャラリー国立」の看板が見えました。ビルの階段を上がり、ギャラリーに入ると、ペガサスや天使の作品が目に入りました。壁には音楽家達の作品が並べられ、音楽の町を意識した音を奏でる作品が沢山ありました。天上から吊された作品はライトが当たり、その影が白い壁に写し出されていました。ゆっくり回転すると、角度によって顔の表情が変化していきました。
アニメート・ワイヤーズ
「アリがサックス」という作品は、アリがサクソフォンを加え、触ると音が出るようになっていました。「アルトサックス」という言葉にかけたそうです。奥の部屋には暗室のような小部屋が作られていました。この中に飾られていた龍は、手で触れると動き、さらに、まるで鳴竜のようにいい音が響きました。
作品の細かなところに色々な工夫がされていて、その発想の豊かさに感動しました。11月1日(火)までの展覧会なので、興味のある方は、お急ぎ下さい。作家の羽田さんの解説を聞きながら見ると、さらに面白い発見があると思います。
アニメート・ワイヤーズ 「故郷を思いて ~新世界より~」
投稿者:ゆんたく
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