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沖縄の旅 7 比地大滝 [沖縄の旅2016]

やんばるの原生林を比地川沿いに約50分ほど歩いて行ったところに、沖縄本島一の比地大滝があります。これまでやんばるの植物や動物をじっくり見たことがなかったので、この滝を目指して山歩きをすることにしました。

比地大滝キャンプ場受付で施設使用料(500円)を支払い、施設の人から注意事項を聞いてから出発しました。川沿いにしっかりと整備された遊歩道を進んでいくと全長約50メートルの吊り橋に着きました。歩く度にゆらゆらと揺れる吊り橋の両側には大きなシダや見たことのない沢山の亜熱帯の樹木がありました。
そこから先はやや道が細くなっていましたが、歩きやすいように道が整備されていました。坂道は木造の階段になっていて、上ったり下ったりと、日頃使っていない筋肉が鍛えられていくようでした。この日は薄曇りで森の中は涼しく、ゆっくり時間をかけて写真を撮りながら、山道を歩いて行きました。途中の薄暗い茂みの中で、こちらに近づいて来る小さな鳥に出合いました。鳥の名前や生態は知らないことが多いのですが、後で調べてみると「アカヒゲ」の雌のようでした。そっとカメラを向けても逃げずに、枝をピョンピョン伝って、すぐ近くまで来てくれました。森の住人にこれほど近くであえるとは思ってもいませんでした。さらにアップダウンを繰り返し、約1時間半ほどかけて比地大滝に着きました。

比地大滝

比地大滝は26メートル程の高さがあります。滝から流れ落ちる水で、滝の近くは水飛沫が細かい霧状になっていました。顔にかかると涼しく、汗もすっかり乾きました。この滝を見ながらゆっくり休憩をとりました。滝の音や渓流の音、鳥のさえずりが聞こえ、大自然の中に身を置いている感覚でした。
帰りも同じコースで歩いて戻りました。階段の途中で大きなヘビに出合いました。透きとおるような美しい緑色のヘビでした。私たちの見ている前をゆっくり横切り、また茂みの中へと入っていきました。今まで見たこともない緑色のヘビは「リュウキュウアオヘビ」というそうです。
ほんの数時間の山歩きでしたが、亜熱帯の動植物を見る貴重な体験ができました。

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投稿者:ゆんたく


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