システム手帳 ザトウクジラ(座頭鯨) 部分染めと二回目の防染 [制作工程]
ザトウクジラの腹の部分だけ防染し、乾かします。次に刷り込み刷毛で、薄い青色をザトウクジラの体全体に何度か塗り、さらに乾かした後、濃いめの青を背とひれの部分に塗ります。一つ一つ、丁寧に色をつけます。
初めの1回目は、革に吸われる分があるので、色が薄くなります。2回目に色の加減を見て色をもう一度つけます。部分染めが終わると、次はその色を残すための防染をします。仕上げに使う水性の革用仕上げ剤を容器に少量取り分け、細筆を使って図案すべてにその液を付けていきます。一度だけでは防染が弱いので、必ず2回液をかけます。ここでは防染し忘れがないように、光にかざして確認します。液が余分なところに付いてしまうと、後でその部分に最後の紺色が入らなくなってしまうので、慎重に作業を進めていきます。
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投稿者:ゆんたく
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