モルディブからのメール その2 [日々の暮らし]
スリランカから約2時間、まるで海の上を走る空母のようなモルディブの飛行場が見えてきました。周囲には何色もの透き通るような青色の海が広がり、これが日本に繋がる同じ海なのかと、ただただ驚くばかりでした。一生をこんな素晴らしい景色の中で過ごせるこの国の人がとても羨ましく、そしてきっと心の清らかな人たちばかりなのだろうと思いました。モルディブの首都マーレで10日間ほど過ごしました。日本の水産会社の人に部屋を借り、自炊をしながら、マーレの人たちとも楽しいひとときを過ごしました。その中で毎日のように海へ連れて行ってくれたのが、マーレに暮らしていた、ある青年でした。
マーレでの暮らし、言葉、文化など沢山のことを教えてくれました。その後もずっと交流が続き、手紙や電話から今ではパソコンでメールを通じて、お互いの日々の暮らしを伝え合うことが出来るようになりました。大きな台風や地震、日本で災害が起こる度、真っ先に安否を確認する連絡を入れてくれる、心の通った大切な親友です。その友人からの連絡がしばらくありませんでした。久しぶりに届いたメールには、いろいろな連絡先を入れた携帯電話を落としてしまったので、連絡の取りようがなかったというのです。落とした先は、何と55メートルの海の底。でも、あんなに綺麗なモルディブの海なら、海底の携帯電話が見えるような気がしました。
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投稿者:ゆんたく
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