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第13回泡盛文化の会 [沖縄のある暮らし]

第13回泡盛文化の会

この会は11年前、神奈川県横須賀市の追浜駅近くにある小さな酒店の主人が、沖縄の泡盛の良さを知り、深め、広め、ひいては沖縄文化を次の世代に伝承することを主旨として始めた会です。自分で泡盛の蔵元を丁寧に巡って、造り手の話を聞き、会の趣旨に賛同していただき、造り手と飲み手の橋渡しをしています。

毎年7月に行われていた泡盛文化の会ですが、今年は3月11日の東日本大震災のこともあり、開催を中止することも検討されました。何度もスタッフで話し合い、やはり規模を縮小しても続けていこうと、決めました。
今回はレストラン「ロマネ」というお店で開催することになりました。京浜急行横須賀中央駅から徒歩で10分ほどの所にあるお店は、かつて映画館だったそうです。大きな木の扉を開けると、下へと降りていく階段があります。回廊のような階段を下りていくと、急に別世界が広がっていくような、とても素敵なレストランです。

今回の泡盛文化の会では、このレストランのシェフである森さんが、泡盛を使ったり、泡盛に合う創作料理を考えて下さいました。料理の献立がほぼ決まった時点で、スタッフ一同が集まり、試食をしました。プロの料理人の想像力と味覚に感動しました。この食材がこんなふうに変わるのか・・・当日が本当に楽しみでした。この店のバーテンダーの人もあの独特の苦みを持つゴーヤーを材料にして、泡盛のカクテルを作って下さいました。

8月28日、沖縄の蔵元さん、震災や原発で大変だった福島や仙台からも「仙台泡盛文化の会」の方達が来て下さり、それぞれの現状を伺いました。料理がテーブルに運ばれると同時に森さんの料理講座やカクテル講座も入り、泡盛だけでなく沖縄の食材の使い方も知ることが出来ました。1テーブル5~6人で、料理をゆっくりいただき、手塩にかけて出来上がった泡盛を飲み、楽しいひとときを過ごしていただくことが出来ました。

森さんの創作メニュー
・ゴーヤーのピクルス ・島らっきょと地タコの和え物 ・ミーバイのカルパッチョ
・沖縄産ヤギのチーズ ・サザエのブルゴーニュ風   ・変わり茶碗蒸し(海ぶどう添え)
・食べるラー油と豆腐 ・島豚バラ肉とナーベラーの柔らか煮
・沖縄そばアレンジ(豆腐ようソース)・フルーツグラタン(ドラゴンフルーツ他)
・カクテル(ゴーヤー、バナナ、よもぎ)

沖縄で暮らしている方々にもぜひ召し上がっていただきたいと思いました。沖縄独特の食材をふんだんに使い、海外の調理法を取り入れて、食での国際交流を実現したように感じます。心を込めて創られた一品一品は、印象深い芸術品のようでした。

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投稿者:ゆんたく

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