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おじいさんと草原の小学校 [日々の暮らし]

7月初め、新聞に試写会の記事が載っていました。「アフリカ・ケニアで、今まで教育を受ける機会がなかった老人が、小学生らとともに、ひたむきに学ぶ姿を描く。」と書かれていました。小さな記事の横に写真がありました。その中で、老人役の俳優さんの表情がとても印象深く、夏の間にぜひ観たいと思っていました。
8月25日、上映されている岩波ホールへ行きました。映画の題名「おじいさんと草原の小学生」は、とてものどかな感じですが、アフリカのケニアでキマニ・ナンガ・マルゲさんという人が、学びたい一心で小学校へ入り、勉強をしたという実話を元に作られた作品です。
イギリスの植民地となっていたケニアが独立した40年後、2003年にケニア政府は、小学校の無償化に乗り出しました。その知らせを聞いたマルゲさんは、いろいろな困難を乗り越えて、「小学生」になります。なぜそういうことになっていったのか、そこへいたるまでのマルゲさん84年間の生涯を描いたものでした。
映画を観ていた私は、ケニア独立までの歴史、そこに暮らしていた部族について何も知らなかったことを思い知らされました。歴史を学ぶ、世界の国々について学ぶ、すべての「学ぶ」ことの意味、大切さを問い直させてくれた映画でした。
マルゲ役のオリバーさん、その人の最大の理解者であった校長役のナオミさん、笑顔と真っ直ぐな澄んだ目をした小学生たちの演技が素晴らしかったです。この夏、やはりこの映画に出会えたことは、私の心に最高の栄養を与えてくれました。多くの人に観てほしいと思いました。

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投稿者:ゆんたく


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