沖縄のマンゴー [美味しい一品]
沖縄県那覇市の牧志公設市場で初めてマンゴーを見たときは、今まで見ていたマンゴーとは全く違っていて驚きました。以前、横須賀のスーパーや八百屋に並ぶマンゴーは、フィリピン産のペリカンマンゴーでした。黄色く楕円型のマンゴーしか見たことのなかったので、完熟したつややかな赤いマンゴーは思わず手にとってみたくなるくらい、強烈な南国の果物でした。市場のおばちゃんが味見をさせてくれました。濃厚な味と甘さに、マンゴーのイメージがすっかり変わりました。それからは夏になるとあのマンゴーが恋しくなります。贈答用のりっぱなものは、やはり高価なのですが、皮が少し傷んでいたり、形が少し悪かったり、小さかったりしているものは、手頃な値段で買うことが出来ます。木で完熟させてから収穫するので、味はやはり濃厚でとても美味しいです。
最近はスーパーでも宮崎産マンゴーも見かけるようになりましたが、贈答用の価格ですし、メキシコ産のものは、完熟していない状態で輸入されてくるので、味はやはり沖縄のマンゴーとは違います。
沖縄本島では収穫の時期によって、南城市佐敷(8月上旬まで)や北部のやんばる(8月上旬以降)で作られたマンゴーを買うことができます。マンゴーの種は、薄い楕円形です。マンゴーを切るときは、この種の位置と平行になるようにナイフを入れないと、綺麗に切れません。初めて切ったときは、この種の形がわからず、垂直になってしまっていたのですぐナイフが種にぶつかってしまい、とんでもない状態になってしまいました。夏の暑さに負けないマンゴーの栄養分をしっかりもらって、この猛暑を乗り切りましょう。
投稿者:ゆんたく
コメント 0