紅型染め [沖縄のある暮らし]
我が家の部屋や階段脇の通路に掛けていた油絵や版画を季節に合わせて交換しました。夏の眩しい太陽に合うのは、紅型染めです。初めて沖縄に行ってこの染め物を見て、何て涼しげなのだろうと思いました。初めて買った1枚は、喜友名琉球紅型工房のものでした。薄い茶色の麻に帆船が一艘描かれています。少し濃いめのマットを入れて枠取りし、額に入れました。紅型も作り手によって図案や染め付けが異なり、とても奥深いものだと思います。
海の生き物を描いた城間びんがた工房の城間栄順さんの作品も気に入っています。魚、珊瑚、海も波も、栄順さんの描く沖縄の海は、綺麗なだけでなく、楽しく、のどかな時間まで感じ取れる作品です。栄順さんの父、栄喜さんは、戦後知念績弘さんと紅型復興に取り組まれた人です。戦争で失ってしまった紅型の道具を廃物利用などで復活させ、その技法を今に伝えたそうです。
沖縄へ行くたびに文化の高さを感じます。織物。染め物、陶器、歌や踊り、どれも素晴らしいものが数多くあります。「琉球王国」は、伝統文化を受け継いできた人々の中にずっと生き続けていると思います。
投稿者:ゆんたく
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2011-07-17 18:04
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