小さな店の美味しい一品(その6) [美味しい一品]
鎌倉市にある江ノ電の長谷駅から歩いて2分程のところに「山源 石渡源三郎商店」があります。店の屋号が気に入りました。明治初年の創業以来、国産にこだわり、厳選した乾物を扱っている店で、店先には日本の各地から取り寄せられた乾物や色彩り取りの豆が並べられています。産地と豆の名前が書かれた札と、一粒一粒きちんと選りすぐられたつやつやの豆に心惹かれ、長谷に来ると必ず寄りたくなってしまう店です。
今日は店の人お勧めの「珍しい豆」3種類を買いました。くらかけ(鞍掛)豆、黒目大豆、紅しぼり、どの豆も美しい色で粒もそろっています。鞍掛豆は以前ここで買って、一晩水につけてから塩茹でして食べました。緑の中に鞍が掛けてあるように見える黒の模様が、粋な感じです。今回初めての紅しぼりは、白の中に小豆色が細かく混じっている美しい豆でした。名前を考えた人は、どんな人なんだろうと思います。作り手のこだわりが伝わってきます。店の人から、これは甘い味付けにした方が良いですと、教えてもらいました。
投稿者:ゆんたく
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