パン作り [パンの話]
若かりし頃、仕事帰りにパン作りを習いに「ベターホーム協会」のパン教室へ通ったことがあります。毎月1回、仕事を終えた午後6時から8時までの2時間で、数人のグループに分かれ、1種類のパンを作って、試食をするという教室でした。1年間で12種類のパンを作りました。普段の仕事から離れ、職種も年齢も違う人達が協力して、生イーストを使い、微生物の力を借りてパンを作るという体験は、とても楽しかったです。
質の良い、ドライイーストが手軽に手に入るようになったり、便利な調理器具のおかげで、パン作りはだいぶ楽に出来るようになりました。
台風の影響で雨が続いていた日に、しばらく遠ざかっていたパンを作ってみました。
まずは、基本から復習を兼ねて、本のレシピをしっかり読んで、「テーブルロール」を作りました。第一次発酵、ベンチタイム、第二次発酵とパン作りは、待っている時間が長いので、発酵を待つ間は、台所の掃除をしたり、読みかけの本を読んだりといろいろなことができます。
ただし、発酵オーバーにならないように注意しています。成形をするときが一番のお楽しみ。工作をするように、ほんわりした心地よい感触の生地を形作るのは、とても楽しいです。オーブンから良い香りが漂ってくると、何だか幸せな時間も一緒に流れてくるようです。久しぶりの作品は、自己満足ですが、まあまあの出来でした。
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投稿者：ゆんたく
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